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夢があるということ。

夢とはつまり渇望だ。たとえば砂漠で三日間水を飲めなかった人間が、オアシスを目指して必死に歩くようなものだ。

―小野雅裕 “宇宙を目指して海を渡る”

小野 雅裕 東洋経済新報社 2014-04-25
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by ヨメレバ

いよいよ、最終回となりました。

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このブログを開設して、1年間半、私のスタンフォードでの旅路にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。スタンフォードでの学生生活は波乱万丈で、予期せぬ出来事も多々ありましたが、その度に周りに支えられ、ついには最終回を迎えることができました。

この場をお借りして、皆さまに心より御礼申し上げます。

最後ももちろん長文になりますが、お付き合いください。


まず、このブログを通して、たくさんの方と知り合うことができました。ブログを紹介し合ったり、スカイプをして、お互いに情報交換をさせていただいたり。また、スタンフォードへ下見にくる進学希望者たちには、僭越ながら私のブログのことをお伝えさせていただきました。奨学金やGRE対策等、これを見てくださいと言えば事足りたので、何度も同じ話をせずにすみ、ブログを作っておいて良かったと思うことも何度もありました。

そして、最近とても嬉しかったことのご紹介。

スタンフォードをはじめ、海外大学院の進学を希望されている大学生TSくんを知人に紹介され、キャンパス案内を行った後のこと。フェイスブックで私のブログをこのようにご紹介くださりました。

スクリーンショット 2015-07-14 6.28.53 PM

こんなに嬉しいことを言ってくれました。ありがとうTSくん。

こういう言葉がどれだけ私に勇気を与えてくれたか。

ちなみにCOHOというのはスタンフォードキャンパス内にあるカフェです^^

いっときは辞めようかと思うこともありましたが、こうした縁をくれたこのブログにも、やっぱり感謝です。


最終回に、ちょっと熱く語りたいことがあります。

それは「夢」について。

ときどき、「夢があることが羨ましい」と言われることがあります。

確かに、17の時から私にはブレない「夢」がありました。世間ではよく「夢はかなわないもの、目標は手が届くもの・かなうもの」と言い、だからこそ「夢ではなくて、『目標』という単語を使いなさい」と言います。
ただそれは、到達点との距離感を表しているのだと思います。今でこそ、国際機関の教育分野で働くことが「目標」と言える程度の射程距離範囲内に立っているのかもしれませんが、高校生の私にとって抱き始めた想いは、確実に「夢」でした。「夢」以外、何ものでもありませんでした。

そして同時にそれは、かなうのか全く保証のない長い長い旅路の始まりでした。

最初に引用したように「夢とは渇望」だと痛感します。
自分にとってその「夢」が、常に最優先事項となってしまう。一日一日の日常が、その長い旅路の「過程」になってしまう。だからこそその分、傷ついたこと、傷つけてしまったことだってあります。「犠牲」というと大げさかもしれませんが、「夢」のために諦めたことだって、もちろんあります。

それでも、気が付くと、自然と、「夢」に近づく選択をしてしまうのです。

そんな自分が、ある時、世間の大多数とは少し違うのかもしれない、と気付くきっかけがあり、葛藤したり、悩んだりしてしまうことだってありました。

今でこそ、「夢」の過程で、外から見たら輝かしい成果を出しているように見えるのかもしれませんが、本当に人生、色々ありました。
食べ物が喉を通らない時期だって、人と会えなくなってしまった時だって、電車でただただ泣いていた日々だって、そして、笑顔が消えてしまう期間だって、ありました。私はスタンフォード進学数年前に一度、本気で「夢」を「諦めた」時がありました。

本当です。

その頃は、違う生き方を模索し、ノートにこれからどうしたら良いのか、色々と書き出し、新しい人生設計をたてていました。

それでも、心の底には「夢」がありました。手の届かない「夢」が。

そうして冬眠している間に、少しずつ、少しずつ、時間をかけながら、自分自身で決断をしていきました。
そうこうしていると、幸運にも恵まれ、人生の流れが変わり、導かれるように「夢を抱くこと」が許される環境に戻ってきました。

人生、一度諦めたものがまた目の前に飛び込んできた時、「もう二度と手放したくない」と本気で覚悟をするものです。

その覚悟の下、がむしゃらに勉強をし、今に至ります。

それでも「今」だって、まだ「夢」には到達していません。まだまだ途中です。旅路の「過程」でしかありません。

ただ、ひとつ言えることは、もしこれで「夢半ば」で諦めなくてはならないことが、たとえあったとしても、私は後悔しません。それは、ここまで、がむしゃらに、時に回り道をしながら、それでもまっすぐに自分の道を一歩ずつ一歩ずつ歩んできたから。

ここまで17歳の自分に愚直に生きてきたことが、なんだかもう、誇りです。


さて、それで気になる今後について、です。

実は、スタンフォードを卒業後、日本へ戻ってきました。現在も、都内でこのブログを書いています。

日本の幼児教育・保育業界をリードする企業に、「研究員」として就職しました。

というのも、スタンフォード卒業2ヶ月ほど前、ちょうど今後のことを考えていた時のこと、大変尊敬している先生から「日本へ帰る気はあるのか」と突然、尋ねられました。詳細を聞くと、日本の企業とスタンフォードで共同研究を行う話が出ているが、そのためには日本の企業側にも研究のことがある程度わかっていて、一緒に動ける人が必要になってくる、とのこと。そこで、日本語ができて日本の文化等がわかっている唯一の日本人学生の私に、お声掛けいただいた、という経緯になります。

実を言うと、卒業間近は、やはり途上国の教育政策に携わりたい!という思いが沸き起こっており、色々とそちら方面へもアプローチしようかと考えていた矢先でした。ただし、尊敬している先生とこれからも一緒に仕事ができる、しかも給与をもらいながら研究に励める、と思うと、千載一遇のまたとないチャンスです。

このような縁で導かれるような就職があるとも、ましてや教育に関する研究が比較的少ない日本で、研究員としての就職先があるとは、全くもって思っておらず、驚きました。

人生は良くも悪くも思い通りには行きません、ね!!

日本へ帰って来て、仕事を始めた今、毎日がとても楽しく、充実しています。就職した企業の研究所では、同時にハーバード教育大学院の教授とも共同研究を行うため、ハーバードとの研究も、携わらせていただいています。

毎日が、エキサイティングです!

そして、しっかりとした研究成果を出し、日本の教育にも良いインパクトを与えられるよう精進いたします。

ただ、もちろん、私の「夢」はかわりません。2年程度してこの研究に目処がついたら、南米へ渡り、そして、今度こそ、本当に今度こそ、途上国の教育政策に携わる予定ですっっ!!!

まだまだ、一日一日が、私の旅路の過程です。

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<私と同じように、自分の「夢」を抱いている方々へ>

これは私の持論ですが、「夢」を具体的に思い描いて20年間はまっすぐに夢に向かって進んで良いと思います。というのも、20代半ばになると同世代のスポーツ選手が活躍したり、多方面で同世代のニュースを嫌でも目にするようになってきます。もちろん私も焦ることもありました。ただ、そんな時に自分に言い聞かせていたのは、スポーツ選手は、小学校へあがる7歳くらいに皆だいたいそのスポーツを始め、10年後の17歳頃に才能が認められるようになり、選手生命花盛りは20代後半、だいたい20年後ではないか、と。それであれば、私も本格的に勉強を始め、「夢」を抱いた17歳をスタートとすると、20年後、37歳で花盛りのキャリアを築いていれば良いではないか、と。

そう考えると少し肩の力が抜け、日々に余裕ができた時のことを鮮明に覚えています。

ですので、決して焦らずに、自分のペースで、自分の目標や夢に、一歩ずつ、一歩ずつ、自分の足で歩んでいってください。

急がばまわれ、です。

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最後に、1年間私が愛用したものたちと、寮をバックに。

こんなところに住んでいました。
スタンフォード生活必須の自転車とMacBook Air、学生らしくリュックやフラットシューズ、ウォーターボトル、そして、音楽スピーカー。私の学生生活の必需品たちでした。

今、改めてこの写真を見るとうるうるしてしまいます・・・


以上、長い間、お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。

これにてこのブログを終了いたします。
今後もこのブログは見られるようにしておきますので、少しでもどなたかのお役に立つことを願いつつ・・・

Thank you! Wishing you all the very best.

2015.9.23

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進学後の人脈について。

いよいよ、1週間を切り、あと数日で、本当にあと数日で、スタンフォードの学生寮から追い出されます(涙)

昨日、スタンフォードでの最後の授業が終わりました。特にファイナルはない授業なので、その授業をもって終わりになります。外部者が多い夏学期の授業も、最後まで楽しく学び多い時間でした。

ちなみに夏学期は、通常の学部生は皆夏休みなので、学生寮からは追い出され、代わりに短期で外部の方々が、夏の間だけ寮に住み、外部の方も履修可能な授業が開講されています。もちろん院生(特にPhDの学生たち)は、夏の間もラボで研究活動を行わなければならないため、夏もずっとキャンパスにいます。

そのため、夏学期のスタンフォードキャンパスも人が多いものの、いつもとは少し違った雰囲気です。スタンフォードキャンパスを利用した別団体が行う小学生向けのイベントや、中高生たちの合宿等々が広大なキャンパスのあちらこちらで開催されているため、ちびっこたちも自由にキャンパスを駆け回っています。自転車通学の身としては、冷や汗がでること多々あり。


さて、以前から宣言していた最近の人脈について、記録させていただきます。

人脈については受験期進学前のタイミングでも投稿しておりましたが、いよいよ進学後の人脈について触れていきたいと思います。

(さらに…)

図書館たち。

さてさて、以前お伝えしたように、最近の人脈についてや、6月に訪れたシリコンバレー情報について投稿しようと、色々と温めてはいるのですが、今回はずっと書きたかった図書館について!(長文な予感・・・)

学生の私たちの強い味方である図書館。

スタンフォードには複数の図書館があるのですが、エンジニアリング、ビジネス、ロー、メディカルは日本人が毎年数名はいるので、きっとネットのどこかに情報があるでしょう!ということで、あくまで私が唯一の日本人留学生である教育大学院の図書館や、いつもお世話になっている他の図書館をこれまで撮り貯めた写真とともに、ご紹介します。(最後の最後にアップルペイもご紹介します!)

(さらに…)

受験(GRE)について。おまけ。

さて、私のブログ上で最もアクセス数が高いページは、なんといっても、GREの受験勉強の記事(参照:『受験(GRE)について。』)。ということで、今回は、GRE対策の最新情報です。

話はつい先日、友人とGREについての話が盛り上がった時に遡ります。

(さらに…)

Commencement.

すっかり遅くなりました!が、いよいよスタンフォードの卒業式について、投稿します。

どーん。

IMG_2598この達磨は、渡米時に中学時代の親友たちがお祝いにくれたプレゼントです。
大事なものなので、しっかり一緒に渡米しました(もちろんかさばりました)。
もう片方の目は、私の大きな目標が達成した時に、その親友たちの前で塗りたいと思います。

ちなみに、題名のCommencementは、graduationとともに「卒業式」に使われる単語です。Graduationが直訳なのに対して、commencementはnew beginningという意味になります。素敵ですよね。私は卒業式としか知らず、new beginningという意味は知りませんでした。私が前職を退職する際に、代表の方からそっと教えていただきました。思い出深いエピソードです。

さて、少し前になりますが、去る2015年6月14日、日曜日、スタンフォードの卒業セレモニーに参列してきました(こちらでは、卒業式に出席することをwalk in the ceremonyと表現します)。

もちろん、黒いガウンと帽子を装備します。学士、修士、博士、それぞれガウンの形が違います。博士は帽子すらも違い、もう少しゴージャスです。修士と博士は、ガウン以外にもフードをつけます。これらは事前レンタルになります。(そして帽子以外は、終了後、返却。)

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水色と赤いラインが入った首掛けが「フード」になります。赤はスタンフォードの赤。水色は教育大学院限定の色になります。他の大学院卒業生は、水色の箇所が違う色のフードになります。

ドレスの上にこれらを身につけて、当日は8:45にアメリカンフットボールスタジアム脇の修士卒業生待機場所へ集合。まず最初はスタンフォード全体のセレモニーです。
私のプログラムの皆は、その前に近くのピクニックエリアに自主的に集まりミモサ(スパークリングワインとオレンジジュースのカクテル)で乾杯してからスタジアムへ向かいました。洒落たメンツです。

集合時間と場所以外は何も事務連絡もなく、ただひたすらに待ち(その間は嵐のような写真撮影)、10時少し前くらいでしょうか、突然、御一行が動き出します。途中で念のためスタンフォードIDをひとりひとり提示させられたりしながら、どこに向かっているのか全くわからず、ただひたすらに前の人の背中を追って歩いていると、突如トンネルになり、トンネルを抜けると、そこは雪国ならぬ、こんな光景が目の前に広がりました。

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スタジアムの観客席には保護者や関係者で埋め尽くされ、優美な音楽とともに私たちは卒業生の席へ着席します。

スタジアム内に入った途端は、圧巻でした。あの時の興奮は一生忘れることはないでしょう。日本から駆けつけた私の家族もここのどこかにいたのでしょう。

当日の式全体のビデオが下記リンクにあります。興味ある方はぜひ。ちなみになんとグラサンかけた私がビデオの32分ちょうどに手を振りながら登場します(笑)※学部生はこのセレモニーに仮装して参列するのが恒例のようです。最初は学部生の入場なので、驚かないように。31分15秒から大学院生の入場になり、テロップも入ります。
https://commencement.stanford.edu/ceremony-video

今年の卒業式についての数値をご紹介。(大学関係者は関心あるはず)

<第124回卒業式>
学部卒業生  1,704名 うち留学生117名/40カ国
大学院卒業生 修士2,338名, 博士984名 うち留学生1,044名/ 82カ国

※これも上記ビデオ57分40秒からの学長スピーチの冒頭で告げられる数値です。

上記ビデオに当日の特別ゲストのスピーチもあります(そうです、Steve Jobsが2005年に講演した、かの有名なスピーチは、ここスタンフォードの卒業式で行われました。参照:『改めて自己紹介。』)。ゲストは、スタンフォード学部卒業生のジャーナリストの方で主に中近東のニュースで活躍されています。プレゼンは上手でしたが、内容としては、個人的には前日に行われたBaccalaureateというこれまた卒業祝賀会でのゲストのスピーチの方が好きでした。ちなみに前日のイベントでは、スタンフォード和太鼓クラブが演奏していました。上手だった!思わず日本の文化に触れられて、じーんとしました。

何はともあれ、11:30頃に大学全体のセレモニーは終了。その後は、各学部/研究科ごとの授与式です!!!


私はもちろん教育大学院の授与式に参列します。
こちらは教育大学院だけなので、もっとこじんまりとします。会場は野外!前日の下見の時の写真です。

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この日は、このような特設ステージがキャンパスのあちらこちら(なるべく木陰)に、設置されます。

上述した大学全体のセレモニーでは、学部/研究科ごとに着席する範囲が決まっているだけで、個人ごとには指定されていませんが、もちろんこの教育大学院の式では、ひとりひとり席が指定されています。

ばばん。
seating授与式開始前。

この授与式では、所属に特化した専門にちなんだ講演があり、そして最も印象深いのが、卒業証書授与式です。大学院生は、冒頭に説明した「フード」を、ガウンの上にかけてもらう、「フーディング」という恒例があります。全ての大学院では行わないようですが、教育大学院はさほど大きくないので、卒業生全員に行います。

今度は、フードを外した状態で待機し、名前が呼ばれたら、ひとりずつお世話になった教官にフードを手渡し、帽子の上から首へかけてもらいます。

私もお世話になった担当教官にかけていただきました。

言葉には表せられない感情でした。達成感というか、感動というか、感謝というか。

実は、この授与式へ入場するための行進中に一番感極まってしまいました。

いっときは本当にどうなるかと思った大学院留学。

こうして、卒業式に出席ができ、優秀な仲間たちと肩を並べて、大事な人たちに見守られての授与式。

この日を迎えられたことが、自分の中で大きな大きな自信になりました。
あぁ、「幸せ」とはこういう瞬間のことを指すのだろうと、しみじみするほど、本当に幸せでした。

きっと一生忘れることのない、特別な特別な1日になりました。

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ちなみに、夏学期(8月中旬)までスタンフォードでの勉強は続きます!

いのべーしょん。

皆様、前回の記事(参照:『沈黙。』)に対して本当にたくさんの反響をありがとうございました。心溢れるコメント・メッセージ、国際電話、はたまた日本の医療機関のご紹介等々、皆様の暖かさが心に染みました。本当に本当にありがとうございます。

さて、バセドウ病のことは、もう書かないと言ったものの、どうしても気になったので、本題に入る前に2点だけ追記させてください。

1.休学について
前回の記事、休学をしなくて良かった的なスタンスで書いてしまいましたが、休学も全然ありだと思っています!だから、休学を勧めてくれた周りにも本当に感謝しているし、あの時の状態を考えたら私だって、休学を勧めます。ただ私の場合は、学生寮に住んでいるため、休学手続きをしたら一週間後には住まいを追い出され、日本に帰国するしか選択肢はありませんでした。引っ越しをするのは金銭的にも体力的にもかなりしんどい状態でした。また、その時は全くもって勉強が楽しくなかったので、休学をしたらそのまま戻ってこないだろうと覚悟していました。休学=退学を意味していました。前回の記事のような書き方になったのはそのためだと思います。そのつもりで本気で退学の相談を職員の方にしたこともあります。そうすると、「まずはとにかく休学を」と、勧めてくれたことに感謝しています。
別に誰かに何かを言われたわけではありませんが、少し気になって。
休学/休職を考えている方がいたら、全くもってその決断も正しいと思いますし、むしろその方が良いことも多々あると思います!私は決して休学/退学せずに「頑張った」のではなく、決断する勇気がないだけだったのかもしれません。周りに迷惑をかけてでも、どんなに格好悪くてもズルズルいた方が、その時の私にとっては「楽」な決断だったのかもしれません。休学して日本に帰国しても、そのまま大学院に居続けても、どちらも私にとって同じくらい辛いと当時は思っていたので。
なので、身体に不調や違和感を感じている方は、私の前回の記事を読んで「この人はこんなに頑張ったんだから私だって・・・」などと、決して思わないでください。無理しないでください。休学/休職も勇気いる立派な決断です。私はたまたまその後、原因がわかり好転しましたが、もし病気が発覚しなかったら、心拍数増加等かなり心臓に負荷もかかっている日々を送っていたので、取り返しのつかないことになっていたかもしれません。私はただただラッキーだっただけです。だから、休学/休職を躊躇している方がいたら、決して頑張らずに身体を第一優先してください。

2.ニキビについて
前回の症状のリストに記載し忘れましたが、私はかなりニキビも症状としてありました。本来あまりニキビができないタイプなのですが、薬を飲み始めるまでは常に顔にできていました。特に不思議と、首周りにたくさんできました。首にニキビができるのはこれまでありませんでした。もしかたら甲状腺関係の病気の特徴なのかもしれません。もし首にニキビが最近よく出るなーと思われたら、もしかしてひょっとしたら甲状腺機能の障害からかもしれません。他の症状(参照:『沈黙。』)とも照らしあわせて、一度血液検査を検討してみてください。
ちなみに、薬を飲み始めてホルモンがコントロールされ始めたらずいぶん治まりましたよ!^^ まだホルモン量が変動しやすく、この間も病院で先生に薬の量を変更するように指示されました。血液検査も2週間に1度は受けています。それでも、本当に元気にしていて、勉強が楽しくて面白くて仕方ありません!甲状腺ホルモン量もほぼほぼ正常範囲内にまで戻っています。この病気とは長期戦になるので、ゆっくり向き合っていけたらと思っています。


うわー、既に長くなってしまいましたが!

本題:イノベーションについて!!

スタンフォードと言えば!というくらい、この単語を聞くし、最近は世界的にも流行っています、いのべーしょん。

先日、安部現首相の来米時にも、なんとここスタンフォードで『シリコンバレーと日本架け橋プロジェクト』について発表されました。直接拝聴でき、大変貴重な機会でした。
(各国トップも続々スタンフォードにいらっしゃいます。オバマ現大統領を筆頭に、ブータンの首相(初)やベルーの元大統領等々。さすがにオバマ大統領の時は、大騒ぎでしたしセキュリティが半端ではありませんでしたが、それ以外の方はわりと皆さん、さらっとやってきます。講演もそんなに大々的に告知されずに、本当にさらりと。恐るべし、スタンフォード)

スタンフォードが気になっている方の多くは、シリコンバレーを筆頭にしたアントレブームとかも意識されているのではないでしょうか。
ということで、久々スタンフォード情報はイノベーション/アントレプレナーシップについてにします♪

まず、スタンフォードのイノベーションの代名詞d.schoolについて。

d.schoolかっこいいですよ〜。説明よりも写真。
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ばばん。d.school内。天井からの吊り下げポスターに注目です。^皿^
IMG_1963なぜだかd.schoolの車まであります。用途不明。
d.schoolでパーティーがある時はなどはトランクを開けて、スナックやお酒を並べているところは目撃しました(笑) 普段は室内にあるのですが、なぜかこの時は外にありました。
そして、後ろの建物がd.school。窓バリ。

d.schoolはdesign thinkingが有名で、建物内の教室もひたすらホワイトボードとポストイットがこれでもか!ってくらい置いてあります。ラウンジもハイテク機器が置いてあったりして、近未来的で素敵です。ウェブサイトにいくとツアー等もあるようなので、ぜひ機会がある方は参加してみてください。

d.schoolはd.school専用のプログラムや修士課程もあるようですが、スタンフォードの他の分野のプログラムに所属しながらd.schoolの面白そうな授業を履修するのが一般的です。もちろん私が所属する教育大学院でも学生は皆、だいたい在籍中にひとつはd.schoolの授業を取りたい!と言っています。私も今学期”Designing the Professional”というキャリア形成の授業を履修しています。こういうのもd.schoolから提供されているのが、またなんともイノベーティブですね。けっこう時間かかるわりに1単位しかもらえませんが。ちなみに、やはりよくあるキャリアカウンセリングとはずいぶん違った角度からアプローチしています。PhD学生がメインの対象なので、ポスドクか民間か等の話しになることもありますが、かなり参考になります。2名の教授と多数のTAで成り立っている授業ですが、教授1名は超優良企業のマーケティングを長年担当していた方ですし、もう一方はengineering分野でdesign thinkingを普及されている方です。TAたちも皆所属がバラバラです。医学、生物学、哲学等々、以前この授業を履修してファンになったPhDの学生たちが担当しています。面白い構想です。

ちなみに、d.schoolの女子トイレの壁をちらっと初公開。

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壁がおしゃれーー。
思わず誰もいないのを確認してパシャリ。影絵が描かれています。

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こちらは毎年11月開催のその年の冬学期・春学期に開講される授業の紹介時。
夕方7時からの集まりでピザとソーダがTADA!で配られました。スタンフォードのありとあらゆる分野の学生が、ここぞというばかりに集います。混んでます。

d.schoolは単位ナシで短期間の授業等もあったりするので、自分の興味にあったクラスを履修できると面白いと思います!やはりグループワークのプロジェクトが中心で、何かを創り上げる授業が多いようです。


アントレプレナーシップ。

あまり私には関係ないや〜と思っていたアントレプレナーシップ。いわゆる起業家精神。

スタンフォードにいると自然とアントレプレナーの話を聞く機会が増えます。教育分野にも自分自身でNGOを立ち上げたという方もいますし、スタンフォードのMBAの日本人学生数名で起業した話も聞きました。本当にここにいるとシリコンバレーのIT系大企業に入社するより、起業が「かっこいい」感覚になってきます。不思議ですね。

私もちゃっかり色々と講演に参加しているのですが、今学期は特に”VIP: Very Impactful People – Social Innovation & the Social Entrepreneur”というゲストレクチャー型の授業を履修しています。社会問題に取り組むソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)たちが来校され、レクチャーをくださります。もちろんその団体のCEOに値するわけで。事業の内容もですが、個人的な話が聞けるのは本当に貴重ですね。それに皆さん人前で話すのが上手なこと上手なこと。

スタンフォードにいると、もちろん高額な授業料を払っていますが、それ以外にはお金を払わずに大物の話を無料、時には食事付きで聞ける機会が本当に多い!!素晴らしい環境にいるのだな、と実感せずにはいられません。

最も忘れられないのは、前述した授業とは別機会だったのですが、なんと、あのMalala Fundの創設者のひとりであるShiza Shahidさんでしょうか。圧倒的なインパクトがありました。カッコ良かった。しかも彼女はスタンフォードの学部卒ということ。まだ24~5才?!Forbesの30 Under 30にも選出されています。そりゃそうだ。マララとは発砲事件より前からつながりがあったようです。TEDでも話されているので、聞いてみてください。
ちなみにこの講演後にパキスタン出身の友人に話を聞いたところ、やはり講演での話は少し脚色されていて、友人が育ったパキスタンとは違うよう。パキスタンの都市部は、わりと平和で良い教育も受けられるし、彼女が語る姿だけがパキスタンではない、と教えてくれました。その友人も女性ですが、パキスタンで学士、修士(経済学)を終えて、フルブライト奨学生として私と同じプログラムで2つ目の修士号に向けて勉強しています。

(なぜか私のプログラム所属の途上国からの留学生のほとんどは、既に修士をひとつ持っている学生が多数。しかもひとつ目は教育分野ではなくて、皆こぞって経済学です。どうりで優秀なわけだ。)

と、まぁ、こんな環境にいるので、これまで全く考えていなかった社会起業も、今では選択肢のひとつです。もちろん私にその素質が備わっているとは到底思えないし、かなり可能性は低いけど、まぁ、なしじゃないかも程度に^^もちろん、進学前からの目標は変わっていません!

以上、イノベーションやアントレプレナーについてでした。この分野はスタンフォードの圧倒的な強さかと思います。

追伸:6月頃にApple, Google, そしてもしかしたらFacebook本社に遊びに行く話が出ています。もちろん友人たちのツテで中に入れるはず?!行った際は、ルポします!

ぷ、ぷれぜん・・・

あっという間に第6週が終わりかけています。

前回投稿して1ヶ月くらい経っちゃいました。ものすごい勢いで時間が過ぎていきます。少しずつ秋めいてきました。

ちなみに、スタンフォードはクオーター制なので、1年間が4学期に分かれています。アメリカでの通常の4学期制は、夏休みにあたる夏学期も入れて4つに区切られているので、通常の学生は、秋・冬・春学期の3学期分が1年間になります。夏学期期間中は、通常の学生は夏休みです。夏学期は、外部向けの授業が開講されていたり、他学期ほどではありませんが、通常の学生向けの任意授業もあります。
なので、日本で一時期話題になった4学期制(前期・後期をそれぞれ2分して、4学期にする)とは少し違います。
(母校のICUは、アメリカ同様のクオーター制です。夏学期は夏休みで、通常の学生は3学期間履修します。日本ではICUだけなのかな?)

・・・それで何が言いたいかと言うと、スタンフォードでの1学期間は10週間に相当します。

ということは、

・・・もう残り4週で私の第1学期が終了!

わぉー。

って感じですね。
よくここまで生き抜いたものだ・・・。なんとかなるものですね。

そして、何より!

本日、スタンフォードでの初プレゼンがありましたーーー( ̄□ ̄;)!!

シラバスで見てからずっと心に重くのしかかっていたこのプレゼン。

テーマ決めから何から、「ひーんT_T」状態でととりかかっていましたが、兎にも角にも終わりました・・・!

内容のレベルはさておき、前職でプレゼンについての講義を毎年聞いていたからか、リハを何度か行ったからか、パワーポイントを工夫してみたからか、思っていた以上にプレゼンは上手くいったのではないでしょうか。

しかーし、プレゼンだけでは終わりません。

授業がシンポジウム形式なので、ひとつのテーマに対して、4〜6人が発表し、その後は、ひたすら質疑応答です。(このクラスは全部で30名弱、ちなみに国際比較教育の授業です)

「あーもう早く時間が過ぎれ〜〜」と願いながら、先生からの厳しい質問には、適当にその場限りの自分の意見を述べて逃げ切ったり、答えられる質問が来た時には、やたら長く回答して、時間稼ぎしながら、「私答えています!」感を醸しだしてみたり(笑)

そして、終わりました!!

終了後にクラスメートたちから思っていた以上に褒められ、嬉しかったです。
この後、自身のプレゼンしたトピックについてペーパー提出ですが、しばらくは考えません(笑)とても嬉しいので、明日の宿題すら放置です。明日の朝、早く起きてやります(笑)

さーて、既に2度ほど行ったアメフトの試合の写真をアップします。

IMG_1036デイゲーム

IMG_0998 ナイトゲーム

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ナイトゲーム後の花火。豪華でした。

そして、もちろん学生はTADA!でチケット入手できます♪

あ、そうそうサンフランシスコ・ジャイアンツ、優勝しました!いぇーい。

明日はハロウィンパーティーがあちらこちらであります。変装はしませんが、楽しもうと思います。

ではー!

秋学期の授業等々について。

周りの人に支えられながらなんとか生き延びています。

勉強、難しいです。しんどいです。

それでも、なんとか生活のコツを少しずつ学んでいる気がします。

そして、まず、ご紹介を!
大学時代の友人Erikoの記事が、東南アジアを紹介するブログに掲載されましたー♪彼女がシンガポールの現地採用として働くようになった経緯が記録されています。これからも定期的に更新されるようです。ぜひご覧あれ。
http://www.abroaders.jp/weekly/real/eriko-1/

 

それでは本題の、今学期の授業について。
今学期は、教育経済学(5)、教育経済学復習クラス(1)、データ分析・解析(4)、国際比較教育学入門(5)、STATA(統計ソフト)ワークショップ(1)、ゼミ(自身の研究)(1)+ヨガ(1)の18単位履修しています。()内が単位数。単位数分が授業時間数とだいたい比例します。ゼミだけ1単位のわりに、週3時間分クラスがあります。
通常の大学院生は10単位程度なので、本当に大変です。授業についていくのにいっぱいいっぱいで自身の研究のために割ける時間がほぼありません。これは同じプログラムのネイティブの学生たちも異口同音なので、よっぽど大変です。

1年間で修士がとれるプログラムということは、その分1年が濃いということ。

わかってはいたものの、毎日プレッシャーとの戦いです。

これから大学院進学を検討している方は、1年か2年か、それぞれのメリット・デメリットをしっかり考えて選択した方が良いと思います。

 

私の場合は幸い、明るい友人たちに囲まれているため、皆のポジティブさに救われています。週末もせめて美味しいものを食べようと街へ繰り出し、素敵なレストランで束の間の現実逃避をしています。

 

明日からまた一週間始まると思うとゾッとします。

 

渡米前に、とある方に言われた「きっと大変だろうけど、そうはいっても1年後には終わっているんだから!」という言葉をよく思い出します。1年後にはスタンフォード卒業生として世に羽ばたいているはず・・・

それだけを信じて、突き進むしかありません(T_T)

ちなみに、スタンフォードは研究重視なので、統計や統計ソフトの使い方も学んでいます。これで立派な修士論文が書けるようになる・・・はず。

さーて、そうは言いつつ、学内の美術館(!)でパーティーがあり、参加してきちゃいました!

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初めて美術館に足を踏み入れましたが、とても立派でした!!しかも、な、なんと、ロダンの「考える人」が!! わぉー。
どうやらロダンはいくつか「考える人」を創作し、そのうちのひとつがスタンフォードにあるとのこと。一応、本物のようです!また、けっこう良いスナックが(有名なサンドイッチやデザートなど)TADA!でした。いぇー。

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リスと芝生。これはキャンパスの端っこの方です。

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学内にゴルフ場だってあります。学生は格安でプレイできます。

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毎週日曜にキャンパスから少し離れたところで開催されるfarmer’s marketへ!新鮮な野菜がたーくさんあり、しかも安い!嬉しくていっぱいフルーツや野菜を購入しました。楽しかったー!

 

それにしても相変わらず暑いーーー。heat waveが先週末からきており、日中35℃くらいになっています。地球よー大丈夫かー

 

追伸:ずいぶん遅い報告ですが、なんと学内専用ケーブルチャンネルに日本チャンネルが入っていたので、こちらのテレビで「花子とアン」のラスト1週間が見られましたーー(T_T)最後が見れて嬉しかったです!(参照;『離れる準備と覚悟。』